こんにちは!みぐです。
- ベタを知って20年。
- ベタ飼育ブランク18年。
- 飼育歴5年の私がベタを知らない方にベタをアピール!
いきなりですが、一人暮らしをしていて寂しくなる時ありませんか?
マンションやアパートなどに住んでいると『ペット禁止』ってよくありますよね?
『ペット可』の部屋であれば好きなペットをお迎えして癒してもらえると思いますが、ペット禁止だとさすがに厳しいです。
でも
- ペット禁止でも飼うことができる。
- 一人暮らしでもそれほど負担にならない。
- 一匹当たりのお世話代が多くても数千円。
- 懐いてくれて一緒に遊べる。
そんなペットが居ることご存じですか?
そのペットは熱帯魚の『ベタ』って言うのですが、販売方法が雑な場合が多くてマイナスな印象なことが多いんですよ。
今回は本当はすごくかわいい!『人に懐く癒しの熱帯魚ベタ』について書いていきます!
熱帯魚のベタってどういう魚?
- 和名:闘魚。
- スズキ目キノボリウオ亜目オスフロネムス科の淡水魚。
- オスは縄張り意識が強く気性が荒い為、単独飼育が基本。
オスが威嚇や求愛の為に背鰭や尾鰭、エラを大きく広げる行動を『フレアリング』と言う。
品種改良が行われ現在では体色が鮮やかで鰭の長い観賞用のベタが多く流通している。
現在観賞用として主に流通しているベタを大きく分けると
- プラカット:原種に近い形を持った観賞用ベタ。
- トラディショナル:観賞用として美しさを求めて品種改良されたベタ。
- ショーベタ:トラディショナルを基として品種改良を繰り返し、ヒレが大きく扇状に広がるベタ。
- ワイルド:品種改良が行われていない野生のベタ。
の4つに分けることができます。
ベタの専門店などではワイルドも見ることができますがペットショップ等でベタと言ったらプラカット・トラディショナル・ショーベタになります。
鑑賞用ベタで人気のハーフムーンはショーベタ、ベールテールはトラディショナルに含まれます。
鑑賞用ベタの呼び方は尾鰭の形状によって呼ばれる為
- ハーフムーンは尾鰭を開いたときに180度開くベタ。
- ベールテールは尾鰭がヒラヒラとベールを纏っているかのようなベタ。
となっており、その呼び方はカラーリングなども含めると50種類以上とも言われています。
一人暮らしのペット禁止物件でもベタをおすすめできる理由
ここからは本題のおすすめできる理由に入っていきます。
- ペット禁止でも飼える理由
- 一人暮らしでも負担になりにくい理由
- 癒される理由
を順番にご紹介していきます。
ペット禁止のマンションでも熱帯魚は含まれない場合が多い
一般的に『ペット禁止』となっているマンションやアパートの場合『犬や猫は禁止』という場合が多いようです。
ペット禁止の理由は
- 鳴き声などによる騒音トラブル
- かじる行為などによる内装の破損
- ペットから出る臭いトラブル
などが懸念されるからです。
中には『水槽の重みで床が耐えられない可能性がある』という理由や『水槽から出る湿気でカビが繁殖しやすい』という理由で観賞魚も不可という物件もあるようですが、ベタの場合は小型水槽で飼育することが多いので床が耐えられない心配や大型水槽に比べて湿気の心配もないです。
また観賞魚を飼う場合、エアレーション(ブクブク)を使用することが多く、その場合ポンプの音や泡の破裂音が気になる場合がありますが、ベタはラビリンス器官という特殊器官のおかげで空気中から直接酸素を取り込むことができる為、エアレーションを行う必要がありません。なので騒音の面でも問題ありません。
ただし、地震などにより水があふれ出る可能性があるので万が一を考えて水漏れ保険には入っていた方が良いと思います。
基本的にはペット不可の物件でも大丈夫だとは思いますが、心配な場合は担当の不動産屋さんや大家さんに一言了承を得ておくのが安心ですね!
水槽の水替えが楽で飼育する為の費用もあまりかからない
ベタを飼う際はベアタンクと呼ばれる水槽の底にソイルや砂利を敷いていない水槽での飼育が良いとされています。
その最大の理由はベタが糞をしたか確認することが容易な為です。
ベタは餌を食べ過ぎたり、調子を崩すと最悪の場合便秘で☆になってしまうこともあります。
そうならない為にも定期的に糞をしているか確認する必要性があり、確認が容易なベアタンクが推奨されているという訳です。
底にソイルや砂利を敷いていない為、水替えをする場合も手間がさほどかからず水槽も小型水槽の為、楽に水替え作業を行えます。
ベアタンクでなければ私はベタを飼ってないと思います。
ベアタンクは楽です!
そしてベタを飼う際に最低限必要なものは
- 水槽:1,500円程度(小型水槽)
- カルキ抜き:300円程度
- 餌:400円程度(ベタ用の餌)
- 水温計:200円程度
の4点です。水槽に関しては100均などに売っている大き目の瓶でも代用可能です。
これ以外には季節に応じて
- ヒーター
- 冷却ファン
など、季節によって水温を調整するアイテムが必要になります。
これら以外にも網や照明などあった方が良い物もありますが、それらは必要に応じて買い足す形でも問題ないと思います。
人懐っこい個体が多い!
ベタは他の熱帯魚に比べ、とても懐きやすい熱帯魚です。
通常、多くのお魚の場合は餌を求める時には寄ってくる場合が多いですが、ベタの場合は餌だけでなく指を近づけたりすると
指の周りをグルグルと回ったり、近寄ってきて指を追いかけて来たりします。
ベタをお迎えする方法
ベタは熱帯魚を扱うペットショップだけでなく、生体を扱っているホームセンターなどでも購入できる場合が多いです。
ネットショップやヤフオクなどでも売っていますが、ある程度ベタに慣れるまではできれば実際に見て気に入ったベタをお迎えすることをおすすめします。
ペットショップやホームセンターで販売されているベタは、輸送によるストレスダメージからある程度回復した状態で販売されている為、家にお迎えした時も割とすんなり水槽に慣れてくれる場合が多いのですが、ネットショップやヤフオクから購入の場合は輸送によるストレス等のダメージにより最悪☆になってしまう場合もあります。
また、最近ではYoutubeやInstagramでのライブ配信による販売を行っているベタ専門店もあります。
ベタを飼う際の注意点
ベタは体にある保護粘膜が薄い部類の熱帯魚になる為、元気に飼育するためにはいくつか注意しなければならない点があります。
その1:水質・水温の管理
ベタは環境の変化に強い熱帯魚と言われていますが、水質や水温には注意が必要です。
水温は25℃~28℃が適正と言われており、小型水槽(4ℓ以下)で飼育する場合は水量が少ない関係で大型水槽に比べて水質の悪化が早まります。
その為、小型水槽での水替えは可能であれば毎日、最低でも2日に1回が理想的です。
その2:水流の管理(浄水フィルター等を使用している場合)
ベタの中には泳ぐことが苦手なヒレの大きな品種も居る為、できるだけ水流の無い環境で飼育してあげる必要があります。
ベタにとって水流が強い場合、体の保護粘膜が剥がれ白いモヤの様なものが水槽の中を漂うことがあります。
その3:餌の量の管理
ベタは便秘やガスがお腹に溜まりすぎて☆になってしまうこともあるお魚です。
ベタの胃の大きさは目の大きさと同じくらいと言われており、目の大きさを目安に餌をあげるようにしてください。
目の大きさを目安に餌をあげた場合でも、餌を要求してくる『クレクレダンス』をしてくることもありますが
そういう場合は便秘等で☆にさせない為にも餌を与え過ぎない様にしてください。
また、便秘にさせない方法の一つとして『フレアリングをさせる』ことも有効です。
フレアリングはベタが他のベタを威嚇するときや興奮した時にするエラとヒレを大きく広げる行動で
このフレアリングをさせることでベタの運動不足の解消に役立ちます。
蓋の設置
ベタはジャンプする熱帯魚としても有名で蓋の無い水槽の場合、夜中に水槽から飛び出してしまい朝餌をあげようとしたら水槽の外で☆になっていたという話を聞くことがあります。
実際私が学生時代に飼っていたベタは水槽から飛び出してしまい☆になってしまいました。
そうならない為にも水槽には必ず蓋を付ける様にしてください。
まとめ
ベタは初心者向き熱帯魚と言われていますが、実際は繊細な部分もあり「これで本当に初心者向き!?」って思う部分もあります。
でも日が経つに連れて懐いてくれるベタを見てると一生懸命お世話をしてあげたくなっちゃうんです。
そしてお世話をするためにペットショップなどに買い物に行くとそこにはまた別の華やかなベタ達が沢山並んでいて思わず小型水槽が増えてしまうなんてベタが好きな人達の間ではよくある話。
私自身一人暮らしをしていた学生時代にベタを飼っていたことでとても癒された経験があります。
ベタも体は小さくても立派な生き物なので維持費はかかりますが、ベタ程度の維持費であれば何か他に使っているお金を少し節約すれば十分飼育できると思うので学生、社会人問わず是非ベタに癒される生活を体験してみて欲しいです。
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