こんにちは!みぐです。
- ベタを知って20年。
- ベタ飼育ブランク18年。
- 飼育歴5年の私がベタを知らない方にベタをアピール!
今回は
- 自由研究で何をしていいかわからない。
- 自由研究をサボって残り日数が足りない。
- 夏休みの工作に何を作っていいかわからない。
そんな状況で困っているお子さんをお持ちのお父さん、お母さんに向けて
夏休みが終わる1週間前でも間に合う!自由研究と夏休みの工作が同時に出来ちゃうボトリウムをご紹介します!
ボトリウムはボトルアクアリウムの略で、魚や水草などを瓶などで飼育することを言います。
ボトリウムは瓶で魚や水草を飼う訳ですが、瓶は水槽に比べて小さいことが多いので大きさに比例して水量も少なくなります。
水量が少なくなると水質劣化の早さも早くなるので頻繁に水替えを行いたいところです。
そうは言ってもそんなに頻繁に水替えなんて出来ない(というかしたくない)ですよね?
少なくとも私はしたくないです(`・ω・´)
そこで今回は瓶内部にフィルターを投入することで、瓶内部の水の淀みを解消し水質の悪化を遅らせる方法でご紹介します!
- 自由研究としてのポイント。
- 夏休みの工作として使える理由。
- 簡単なボトリウムの作り方。
ボトリウムを作ろう!
ボトリウムは色々なアレンジができる為、凝り始めたらキリがありません。
なので今回は初心者が簡単にあまりお金をかけずにできるボトリウムをご紹介します。
簡単なボトリウムと言っても、しっかり自由研究はできますし工作としても栄えると思います!
ちなみに今回のボトリウム。製作時間15分程度です!
自由研究としてのボトリウム
ボトリウムは水草や魚などを飼育することを目的としている為、自由研究としてボトリウムを作る場合は水草の観察が主な内容になります。
そんな観察にオススメな水草が『アナカリス(オオカナダモ)』という水草。
- アナカリス(正式和名:オオカナダモ)
- オモダカ目トチカガミ科オオカナダモ属の多年生沈水植物
- 成長が早く丈夫な為、初心者向け水草として有名。
この水草は日陰に置いて適度に水替えを行うだけで成長するので管理がしやすいという特徴があります。
また水が新鮮で光量が適切な場合、アナカリスが光合成を行っている証拠に気泡が昇る場面を見ることができます。
ただ、いくら育てやすいと言っても
- 水温が高い。
- 水質が劣化している。
- 光量が足りない。
という様な条件下では
- 葉や茎が溶ける。
- 葉が枯れる。
といった現象が起こります。
もし枯れたり溶けてしまった場合であっても『なぜそうなったのか』を考察することができる上に
適切な環境になっていれば2,3日で変化の見られる水草なので、植物の変化を観察する自由研究としてアナカリスの観察はとてもおすすめです!
- どこから気泡が上がってくるのか。
- どこから新しい芽が出てきたか。
- どこから新しい根が出てきたか。
これらを確認しながら観察するといいよ!
気泡は水替え直後や新鮮な水に浸かったタイミングが観察しやすいよ!
夏休みの工作として使える理由
今回はボトリウムでのアナカリスの観察をおすすめしています。
ボトリウムの場合、100均の蓋つきの瓶などで出来るのでしっかり蓋のできる瓶であれば持ち運びもできますし、学校に置いておいても問題は無いと思います。
学校でも管理ができる場合にのみ工作としてお勧めするよ!
簡単なボトリウムの作り方
今回用意した物はこちら
- ダイソー『ガラス製果実酒瓶2L』
- ソイル
- 水草(ベタ水槽からトリミングしたアナカリス)
- ろ過フィルターとエアパイプユニット(水作 フラワーS+エアパイプユニット ミニ)
- エアーチューブ
※上記以外に以外に『エアーポンプ』『カルキ抜き』『水をきれいにするバクテリア』を使用しています。
まず初めに下準備として、瓶と瓶の中に入れるものを軽く水で流します。
サッと流す程度で問題ありません。
次にろ過フィルターを水槽内に入れます。
まっすぐ入れることはできませんので斜めにして入れます。
ソイルをろ過フィルターが見えなくなるまで入れ、その後水草を植えます。
勢いよく水を入れすぎてソイルを掘り返さないように注意しながら水を入れていきます。
本来であればソイル等にバクテリアが定着してからの方が水質が安定して良いのですが、今回はバクテリアの素を入れたので早々にグッピーを投入しました。
※魚を入れない場合はバクテリアの添加は必要ありません。
まとめ
今回は夏休みの自由研究や工作として活用できるボトリウムについて書いてみました。
私自身、アナカリスを水槽内に入れて光合成で出来た気泡を見た時に結構感動しました(笑)
大気中では光合成をして酸素が~と言われても肉眼で気泡の確認なんてできませんもんね!
ぜひお父さんお母さんもお子さんと一緒に『光合成で気泡が昇っていく様子』を確認してみてください。
結構感動しますよ!
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